ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

こどもを傷つける大人たち

保育園や乳児園で、
大人が子どもに暴力や暴言をはたらいたという
犯罪が報道されている。

人間と言うのは、
自分より弱い存在を見つけると、
傷めつけたいという衝動を抑えられないのだろうか。

私にも、
こういう恐ろしい部分があるのだろうか。

私が、
もしも子どもと毎日の様に接する生活を送っていたら、
この人たちの様に、
抵抗できないほど、
幼い子どもに対して、
暴力や暴言をはたらいてしまうのだろうか。

怖い。
人間と言う生き物であることが、
こういう事件を知るたびに、
怖くて仕方なくなる。

人間は、
他の生き物より、
大きな脳を持っている、
知力だって、
理性だって、
備わっているはずだ。

なのに、
どうして、
保育所や乳児園で過ごす様な、
小さい、
非力な子どもに対して、
攻撃することが出来るのだろうか。

いったい、
どういう気持ちなんだろう。
罪を責めるより前に、
いったいどういう気持ちで、
そんな恐ろしい行為をしたのか、
それを聞きたい。

「仕事が増えて大変だった」
そんな理由を話しているらしいけれど、
そんなつまらない理由で、
子どもを長期間 傷つけることが出来るのか。

そして、
いじめ問題と同じように、
直接虐待していなかった周りの保育士たちも、
その事に気づいていながら、
見て見ぬふりをしていたという報道もある。

子どもの世界での
いじめの場合、
関わったことで、
自分がいじめの対象になる恐怖から、
傍観者になってしまうという心理は理解出来る。

でも、
他の保育士は、
子どもではない。
閉鎖的な学校に通う学生でも無い。

まさか、
真実を公にすることで、
自分の職場が無くなることを恐れたのだろうか。

つまり、
園児より自分を守ったと言う事だ。

大人ですら、こうなのだ。
子どもたちに、
「いじめはいけないことだ」
「いじめをやめよう」
なんて、
大人は口が裂けても言えない。

いじめに苦しんでいる子どもたちの、
未来の姿が、
こんな大人なのだから。

自分が大人であることが、
本当に嫌になる。

もちろん、
自分の事を大切に出来なければ、
自分の事を守れなければ、
他人のことを守れない。
それも事実だと思う。

だけど、
目の前で、
傷つけられている子どもがいるのに、
見て見ぬふりが出来てしまうほど、
狂った環境だったのだろうか。

でも、
けっして他人事では無いんだと思う。
私だって、
知らぬ間に、
他人を傷つけているかもしれない。

どうして、
人間は、他人を大切にすることが出来ない生き物なんだろう。
大きな脳で、
もっと理性を働かせるようになれないのか。
悔しくてたまらないね。