「4350円」
が
「4300円」
に聞こえただけで、
「本当に人の話を聞かないな。
そこまでひどいなんて」
と言われた。
聞き間違えって、
そんなに言われるほどの罪なんだろうか。
確かに、
私は早とちりするところがある。
相手の話も、
自分なりに解釈してしまって、
勘違いすることもある。
それは、
欠点だし、
他人と交流するにあたって、
直さなくてはいけない部分だと思う。
思うけれど、
私が悪いんだと分かるけれど、
それでも、
きつい言葉で、
批判されるのは、
やっぱりつらい。
つらいし、
悲しいけれど、
相手が正しくて、
自分が間違ったり、失敗してしまうと、
その気持ちを表現する事すら出来なくなる。
実は、
この相手の言葉を聞き間違えたことが、
今までに、
何度もある。
しかも、
相手が聞き間違えに対して、
すごくきつく批判してくることも知っている。
だから、
聞き間違えてはいけない
と思っているのに、
それでも、
100%聞き取ることが出来ずにいる。
以前も思ったけど、
正直、
つらい思いをするかもしれないと思うと、
話しかけてくれなくて良いとまで思ってしまう。
話しかけられるたびに、
「もしも聞き間違えたらどうしよう」
と、
怯えながら、
無事に会話が終わることを祈っている。
怯えながら会話する相手なんて、
良好な関係では無いよね。
職場の上司なので、
だからと言って、
話をしないわけにもいかない。
自分からは、
必要最低限しか話しかけないようにすることは
出来るけれど、
相手から話しかけてくる分については、
避けるのも限度があるし、
無視するわけにもいかない。
ああ、
どうして苦手で、
怒られる相手に限って、
聞き間違えてしまうんだろう。
お金に余裕さえあれば、
会社を辞めたいと思うくらい、
嫌でたまらない。
逃げ出すためにも、
節約して、
もっとお金を貯めないと。
精神の安定の為にも、
早めのリタイアを目指すぞ。