将棋の名人戦が始まりましたね。
私は、
将棋は、
五目並べすらしたことが無い、
未経験者ですが、
それでも、
四連覇の渡辺名人と、
七冠の藤井竜王という、
震えるほどの対戦カードは、
気になりますよね。
将棋と言うのは、
プロ棋士になることが、
そもそも超難関なんですよね。
棋士の推薦をもらって、
19歳までに奨励会に入会して、
満21歳までに初段、
26歳までに四段にならないといけない。
ただ、
奨励会に入会しないで、
プロ棋士になる方法もあるらしくて、
36歳で、
アマチュアからプロに転向された方もいるそうです。
とは言え、
勝たなくては、
プロになれない世界。
厳しいよね。
テレビで対局している姿を見ているだけでは、
その大変さを、
ほんの少ししか見ることが出来ない。
どんな職業でもそうだけど、
『プロ』と呼ばれ、
報酬を頂くと言う事は、
多かれ少なかれ、
大変なことがあるのだ。
そう思うと、
私が、
毎日、職場で仕事をして、
その報酬として、
お給料をもらっているけれど、
それに見合うだけの、
仕事や努力が出来ているだろうか。
胸を張って、
そう言えるほど、
頑張れてはいないなあ。
以前 読んだ
益田ミリさんの、
『僕の姉ちゃん』で、
姉ちゃんが言った、
「働き方は、自分の姿だ」
ってセリフ。
読んだ時、
すごく感動して、
その後も、
仕事をしている時に、
怠けたり、手を抜きたくなった時に、
思い出す。
自分が頑張っているかどうかを、
一番知っているのは、
自分自身なんだよね。
他人が見ているとか、
他人が評価してくれるとか、
そういう事も、
もちろん大切だけど、
でも、
ごまかして、
その場を、うまく切り抜けたとしても、
自分には、ばれているんだよね。
自分をごまかしたり、
自分をだますことは
出来ないって事だよね。
成果や評価につながらなくても、
それでも、
せいいっぱい頑張ったと言うだけで、
自分的には、
花丸一等賞でしょ。
そう思えば、
仕事だって、
楽しく頑張れそう。