井上選手の新階級のタイトルマッチ。
私は、ボクシングには、
まったく興味が無いのですが、
とてつもなく強い人だそうです。
ボクサーって、
少しでも有利になるように、
体重の軽い階級で戦うモノですよね。
だからこそ、
厳しい減量をしないといけないはず。
なのに、
どんどん、どんどん、
体重の重い階級に変えながら、
それでも勝ち続けるって、
ちょっと常識を超えてる感じだよね。
今日の試合は、
ネットでの配信だったらしくて、
試合自体は見られなかったんだけど、
8R
相手に連続してパンチして、
レフェリーストップで、
KO勝ちだったそうです。
私は、
失礼な事に、
まったく知らなかったんですが、
負けなしで、
階級を上げ続けて、
タイトルを手に入れてるそうです。
いったい、
何が、
井上選手の強さなのか。
持って生まれた目の良さ
だとか、
パンチが、すごく重い
だとか、
強さの理由は、
いろいろ言われているみたいだけど、
そういう強い理由が、
１つや２つじゃなくて、
いくつもいくつもあって、
それらが合わさって、
とんでもない強さになっているんだろうなあ。
『日本人初』
なんて言葉を言われているけれど、
スポーツだけではなく、
いろんな勝負の世界において、
国籍とか人種などの、
そんな区分なんて関係なく、
世界で誰が1番なのかを競う
そういう時代が、
いつかは来るかもしれないな。
同じ時間に、
テレビでは、
世界水泳が放送されていた。
水泳と言っても、
いろんな種目があって、
世界中から、強い選手が集まって、
順位を競っている。
オリンピックの時も思うけれど、
優勝者やメダルを獲った人が、
どうしても注目されるけど、
よく考えたら、
世界大会なんだよね。
出場しているすべての選手が、
国の代表、
つまり、
出身国で１番の選手って事なんだよ。
優勝できなくたって、
メダルが獲れなくたって、
それ以前に、
世界大会に出場している時点で、
とんでもなく強い選手って事なんだよね。
ついつい、
大きな大会を観ていると、
そういう事を忘れて、
結果に対して、
一喜一憂してしまうけど、
全力を出し切って、
競技を終えられれば、
十分、誇らしい結果なのです。
噂で聞いたことがあるけど、
結果を出せなかった選手に対して、
帰国した空港で、
生卵をぶつけるような人がいるらしい。
何を思って、
そんな事をするのか、
私には、
まったく理解出来ないけれど、
そういう人は、
そういう風にしか、
選手を応援できないんだろうね。
私には、
理解出来そうにない心理だけど、
そういう人も、
少なからずいるのだと思うと、
選手と言うのは、
すごく大変なモノだと思うのです。
