ぼっちおばちゃん あきさんの日記

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処理水の放出で水産物が輸出停止に

福島原発で、
処理水の放出が行われたそうです。

風評被害が心配だと言われているけれど、
さっそく、
中国が水産物の輸入を停止すると
発表しました。

私は、
日本の水産物について、
ほとんど知らなくて、
これをきっかけに調べてみたら、
22.5%が、
中国へ輸出されているらしい。

これが止まってしまうとなると、
水産物に関わる人たちにとって、
とんでもない痛手だということは、
私でも分かる。

コロナ政策の時にも感じたけれど、
中国の政策と言うのは、
徹底的だよね。

危険性がゼロになるまで、
輸入を再開しない
なんてことになるかもしれない。

ニュースで見たけれど、
処理水の放出は、
30年間は続く予定らしい。

と言う事は、
30年間、
中国は、
日本の水産物の輸入を再開しない可能性だって
あるってことだ。

東日本大震災が起きた後も、
日本国内でも、
福島県を中心とした、
農作物や水産物に対して、
買い控えが起きていた。

放射能汚染について、
政府の基準に従った、
検査を行なっていると言われていても、
それでも、
どうしても心配になってしまうのは、
仕方のない事だ。

私だって、
当時は、
好んで、福島県産のモノを
手に取っていたかと言われたら、
そうでは無かったと思う。

それもこれも、
放射性物質と言うモノに対して、
危険性に対する知識が無いせいなんだと思う。

「○○の数値が△パーセント以下だ」
なんて言われても、
ゼロでは無いと、
それで安全なのかどうかが、
どうにも分からない。

何に対しても
そうなのかもしれないけど、
危険性って、
ゼロじゃない限り、
どんなに少ない可能性だとしても、
危険だということなんだよね。

危険性ゼロなんてモノを、
求めることが、
そもそも無茶なんだと言うことも、
頭では分かっている。
分かってはいるけれど、
気持ちとして、
受け入れることが出来ないんだよ。

今回の処理水の放出についても、
今の段階では、
これしか方法が無いのかもしれない。
原発の恩恵を受けているくせに、
リスクだけは拒否するなんて、
とても勝手な言い分なのかもしれないと、
思わなくもない。

思わなくもないけれど、
それでも、
リスクがあると分かっていて、
それを、
何も感じず、受け入れることは、
やっぱり難しい。

中国だけでなく、
日本国内でも、
処理水の放出に対して、
反対の声は起こっている。

それでも、
放出を行なった政府。
その決断が、
正しかったのかどうか、
それが分かるのは、
いつなのか。

分かった時に、
取り返しのつかないことに
なっていなければ良いのだけど。

人間は、
地球の環境については、
取り返しのつかないところまで、
破壊しつくしてから、
対策に追われている。

日本の決断も、
そうなりそうな気がして、
すごく心配だ。