ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

還付や給付してくれるのはありがたいけれど

世間では、
税収が増えたから、
国民に還元するんだと、
所得税や住民税を減らすとか、
給付金を配るとか、
いろいろ言ってますよね。

長いコロナ時期を経て、
ようやく経済が活性化するかと思ったら、
燃料費が上がり、
小麦粉や牛乳などの価格が上がり、
そして、
止まらない円安。

私は、
幸せな事に、
コロナ時期も、
会社で感染者が出ることも無く、
仕事の依頼も、
細々とは言え、
途絶えることなく頂けて、
低めの業績ではあるものの、
それでも、
ゼロやマイナスになることは無かった。

おかげで、
お給料も、
大幅に下がるような事も無く、
以前と変わらない額を頂けてます。

私は、
日本がバブル景気だった頃は、
まだ高校生で、
大学に入学した頃には、
バブルが弾けて、
不景気真っただ中で、
就職活動をした。

やっとの思いで、
就職して、
不景気だ、不景気だ
と言われる中、
社会人生活を始めた。

初任給は、
総支給で20万円くらいだったかなあ。
今でも、
大卒の初任給は22万円くらいが平均らしいから、
当時としては、
けっこう良いほうだったのかも。

物価は、
30年前と比べると、
1.1倍くらいになってるらしいから、
感覚としては、だいたい同じくらいなのか。

ただ、
当時は、まだ消費税は無かったんだよなあ。
買い物した分に、
10%上乗せして払ってるんだもんなあ。

あと、
所得税とか保険料とか、
あれも、
明細で数字を見ると、
やっぱり
『多い』って思うよなあ。

ただね、
これは、私の個人的な意見だけど、
北欧みたいに、
消費税や所得税が高額だったとしても、
子育てや、老後の生活に対して、
手厚い福祉が確立されていれば、
払っても良いって思うんですよね。

だって、
老後の生活の心配がまったく無ければ、
現役の間に、
老後資金をコツコツ貯金する必要が無いでしょ。
その分を、
税金として納めて、
将来、働けない年齢になった時は、
いっさいお金の心配はしなくて良い、
それって、
すごく安心な制度だと思うんだけどなあ。

あと、
子育てに関する出費も無いなら、
子どもを育てる事に対する、
経済的な不安も無いわけでしょ。

経済的な不安が無ければ、
子どもを授かりたいと思う人も増えるかもしれないし、
実際に、
子どもを育てようと思う人も増えるんじゃないかな。

どこかのサイトで見たんだけど、
「子どもを育てる事は贅沢」
「子どもは贅沢品」
そう言う風に話す夫婦がいた。

たしかにそう思ってしまうよね。
生まれてから、大学を卒業するまでの
子育てに必要なお金って、
平均で2000万~3000万円くらいなんだって。

分かる、
2000万円だよ。
一時、連呼されていた2000万円。
老後を安心して暮らすために必要なお金
だったかな。

つまり、
自分が生まれてから働くまでに必要なお金が2000万円。
子どもを授かって、
その子を大学卒業まで育てるのに必要なお金も2000万円。
そして、
老後資金で必要と言われているのも2000万円。

一生で6000万円も必要って事だ。
いやあ、
6000万円なんて、
一生かけて、稼げるのだろうか。
しかも、
これ以外に、
毎日の生活費だって必要なんだよ。

お金のことばかり考えるのも嫌だけど、
生きるって、
本当にお金が掛かるんだなって思う。

そんな中、
税金や保険料を支払っているんだから、
きちんと有効に使って欲しいよね。

バブルの頃みたいに、
将来の事も考えずに、
無駄遣いするようなことだけは、
ぜったいしないで欲しい。

本当に困っている人、
本当につらい思いをしている人、
そういう人を支援するために使って欲しい。

支援するために必要だっていうのなら、
10%の消費税だって、
頑張って支払うんだからさ。

今回の還元策も、
不平不満を抑えるため、
とりあえず、金渡しとけ
みたいな、
国民を馬鹿にしたような政策では困るよ。

誰が困っているのか、
将来はどうなるのか、
いろんなことを、
しっかり考えて、予想して、
税金を使って欲しいもんです。