ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

グループ会社内で、仕事の取り合い

先日、
かんぽ生命の方が、
飛び込み営業で、
私の会社にやって来ました。

お相手をした社長は、
相手に言われるがままに、
後日、時間を作って話を聞くと約束してしまいました。

自分が約束したくせに、
「忙しいのに、困ったなあ」
みたいなことを言っているので、
私が代わりに話を聞くことにしました。

約束の当日、
2人組でやって来たかんぽ生命さんは、
法人向けの養老保険をお勧めしてくれました。

養老保険って知ってますか?
事故や病気、万が一の時など、
そういう時に備える保険なんだけど、
積立貯金のような一面もあって、
満期や解約の際に、
返戻金が戻って来る。

最近は、
積立型の保険って、
あんまりおすすめされてないよね。
それだったら、
資産運用して、資産を増やすことで、
万が一に備えた方が良いって、
あちこちの動画で言ってる。

かんぽ生命さんにも、
「若い人は、こういう保険に入らないんじゃないですか?」
と聞いたら、
「そうなんですよ」
って言ってました。

私自身も、
保険に加入するより、
貯金した方が良いかな
って思っていた。

でも、
会社のお金を使うんだったら、
話は別。

投資を毛嫌いしている前社長。
いまどき、NISAやiDeCoも知らないのに、
個別株を保有している社長。

この二人じゃ、
投資で会社の資産を増やすなんて、
夢のまた夢。

それよりも、
保険と言う名の、
積立貯金をして、
将来の退職金の足しにしたら良い
って思ったんですよ。

養老保険は、
従業員が死亡した時は、保険金は遺族に、
満期保険金は、企業へ、
それぞれ支払われる保険です。

なので、
その性質上、
支払保険料の半分が、
会社の経費として計上できるのです。

毎年、
「税金対策だ」と、
本当にいるのか疑問の、
道具や設備にお金を支払うんだったら、
いざという時のために備えたっていいじゃないか。

と思ったのに、
今日になって、
なんだか話がややこしくなりました。

実は、
社長の娘さんは、
郵便局に勤めているんだけど、
郵便局は、
もとは、かんぽ生命とは同じ企業。
今も、
グループ会社の関係のはず。

だから、
郵便局に、
かんぽ生命の窓口があるでしょ。
あれは、
かんぽ生命が郵便局に委託している
という形だそうです。

で、
その娘さんが、
父親の会社にかんぽ生命がやって来て、
どうやら保険に入るかもしれない
と父親から聞いて、
「それなら、私から保険を申し込んで欲しい」
と言って来たらしい。

この娘さん、
お中元やお歳暮の時期も、
自分の郵便局で申し込んでと、
父親にギフトカタログを送って来るらしい。

まあ、
それは良いとして、
今回の保険に関しては、
先に、かんぽ生命さんが営業に来ているわけで、
その状況を聞いて、
これは良いやと、
言葉は悪いけど、
『横取り』しようとしてるって事でしょ。

しかも、
ノルマが厳しいのか、
父親に、
今日は何度も何度も、
催促のLINEが届いていたみたい。

でも、
娘さんの郵便局で申し込んだりして、
営業に来ていたかんぽ生命の人に、
ばれないわけがないと思うんだけど。

それだと、
話を聞いた私まで、
裏切者って感じで悪者じゃないか。

こういう事があるから、
縁故って嫌なんだよなあ。

なんか、
無理やりとか遠慮がないとか、
そういう風にされがち。

さらに、
社長は社長で、
売り上げが悪いのに、
保険に入る余裕なんかないだろ
って言いだした。

この間、
説明を受けた後、
満期保険金を退職金にあてようと
話をした時には、
「それは良いじゃないか」
って言ってたのに、
意見が180度変わってしまった。


おまけに、
社長が求人を出して、
この間から来てもらっている新しい社員さんの事まで
「そんな余裕ないのに、大丈夫なのか」
って言いだす始末。

いやいや、
あなたが
「忙しいから、人を増やしたい」
って求人出して、
あなたが面接して、
来てもらってるんですよね。

それを、
「お金の余裕が無いのに困る」
みたいに言い出されても、
こっちが困ってしまう。

なんだろうね。
なんで、
こんなに意見がコロっと変わってしまえるのか。

まあ、
社長がこんな事を言い出したので、
保険には入らない事になりそう。
でも、
その方が、
かんぽ対郵便局の争いに巻き込まれなくて良いか。