ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

母が家に帰るには

体調を崩して入院し、
2年の入院生活を経て、
今は、介護施設でリハビリをしている
私の母。

コロナウイルスが1類の頃は、
面会も出来なかったんですが、
5類になって、
今は、過ごしている4人部屋まで
会いに行くことが出来るようになりました。

そんな母も、
ようやく介護施設を退所出来るところまで、
回復しました。

母は、
年末年始を家で過ごしたいようで、
年末には家に帰りたいと思っていたようですが、
車いす生活をしていて、
自力歩行のリハビリ中の母だと、
そう簡単には、
帰るという訳にはいきません。

母は、
「自分で歩ける」
と言うんだけど、
ケアマネージャーさんは、
「まだ誰かに身体を支えてもらって歩いているし、
 転んでも、
 自力で立ち上がることは、まだ出来ない」
と言っている。

さてさて、
どちらが本当の母の姿なのか。

家に帰るにしても、
家の中を、
頼りない足取りでも生活できるように、
あちこちに手すりやスロープを付けなければいけない。

それにあたって、
リハビリの先生やケアマネージャーさんが、
母と一緒に、
家の状態を確認に来てくれるらしいんだけど、
帰る日が決まらないと、
見に来てくれないらしい。

でも、
それって、ちょっとおかしいと思いませんか。
帰る日が決まってからだったら、
大幅なリフォームが必要だった場合、
決まった帰る日に工事が間に合わないかもしれないでしょ。

そんなに、
介護用のリフォームって、
簡単に出来るものなのか。

素人の私には、
ちょっと信じられないよ。

さらに、
まだまだリハビリは続けないといけないから、
デイケアについても、
申し込みや、通い方の確認なんかもしないといけない。

とにかく、
何もかもが、
初めてで、
分からないことだらけ。

ネットで調べてみたら、
介護のためのリフォームは、
あれやこれやすると、150万円ちかく掛かるらしい。

でも、
実際は、もっと費用が掛かるんじゃないかな。

金銭的な問題も、もちろんだけど、
家じゅうに手すりを付けるとなると、
数時間ってわけにはいかないだろう。
トイレやお風呂と言った、
生活スペースに工事が必要だということは、
工事中は、
そこが使えないという事。

そうなると、
少しでも短時間で工事を終わらせてもらわないと、
とんでもなく不便になってしまう。
し、
その工事をしてもらう日には、
家を留守にすることも出来ないから、
土日にしてもらえる業者さんじゃ無いとだめじゃないか。

母が家に帰りたいという気持ちは、
もちろん よくわかる。
なんたって、
私自身が、家で過ごすことが、なにより好きなんだから。

なのに、
それでも、
自分のめんどくささや、
不便さばかりが気になってしまう。

今日、
母に面会しに行って、
それについて、
私の気持ちを話してきました。

年末年始は、
短期間の帰宅ということにして、
退所は、
2月以降にして欲しいと伝えました。
2月と決めれば、
家の状態を見に来てもらえるんだろうし、
今から準備すれば、
慌てずに、
工事をお願いすることも出来る。

慌てなくて済むのなら、
都合の良い日に工事をお願いすることも出来るだろうし、
その間だけなら、
ホテル住まいをすることも出来る。

年末年始の短期帰宅で、
母が自力で家で過ごすことが出来るかどうか、
母自身も確認することが出来るだろう。

百聞は一見に如かず

今年の年末年始は、
平穏に過ごすことが出来るだろうか。

そして、
来年、無事に母は家に帰ってくることが出来るのだろうか。

訳もなく不安になるのはなぜなんだろう。