ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

FAで1014億円

大谷さんのFAでの移籍先が決まったそうです。
大リーグの選手と一緒にしてはいけないのかもしれないけれど、
私たちで言えば、
ヘッドハンティングされて、
転職するって感じなのかしら。

ただ、
世界的に有名な選手になると、
どうなるんだ、
どうするんだ、
って、
あちこちで話題になっている。

1014億円という金額が、
あまりにも大きなお金過ぎて、
私なんかは、
逆に、何とも思わなくなってしまうけれど、
持って生まれた体格と才能、
さらに、
努力と、
それを続ける毎日を思うと、
けっして高くはないのかもしれない。

どんなスポーツもそうだけど、
毎日、
毎時間、
その競技のために時間を使っているんだろう。

どの競技の選手が言っていたのか、
もう忘れてしまったけれど、
たった数日、練習を休んだだけで、
身体は変わってしまうらしいし、
そのせいで、結果に影響が出ることもあるらしい。

たった数日だよ。
私なんか、
週休2日制で、
毎週のように、
2日間 仕事を休んで、
その2日間は、
仕事に関することは、
まったくしない生活を、
何十年も続けている。

そう考えると、
たとえ多額のお金を貰えるとしても、
誰でもが、
出来ることでは無いのだろう。

でも、
それに比べると、
野球やサッカーなどの、
メジャーなものでは無い競技の選手は、
同じように、
すごい努力をしているのに、
金銭的に苦しいとも聞く。

以前、
フェンシングの太田選手が、
オリンピックでメダルを獲るまでは、
海外遠征に行くにも、
借金しないといけないような状況だったと
たしか、話していたと思う。

オリンピックでメダルを獲ったり、
競技の人気が出て、
競技人口が増えたり、
そういう事が無いと、
競技選手の生活と言うのは、
金銭的に、とても大変なんだと思う。

大学生の頃、
私も部活動をしていたのだが、
地元の大会に年に何回か出て、
地元のリーグ戦の予選に出る
といった程度の選手だったけれど、
それでも、
道具の費用や交通費などで、
1年に数万円くらいは必要だったと思う。

それだって、
学生の身では、
大きなお金だ。

それが、
甲子園に出場するような強豪校の野球部だったり、
常に全国大会に出場するような強い選手なら、
もっと大きなお金が必要なんだろう。

よく、
甲子園大会の前になると、
OBの家に、
寄付金のお願いが届くって言いますよね。

そういう寄付金やスポンサーの支援金などで、
ようやく競技を続けて行けると言うのが、
現実なんだろう。

他には、
企業のチームに所属して、
企業の社員と言う立場で、
競技を続けていくという選手もいるそうです。

これは、
スポーツ推薦で、
高校や大学に入学してくる生徒と、
扱いは似ているのだろうか。

そう考えると、
会社での居心地は、
なかなか大変なのではないだろうか。

同級生や同僚は、
自分たちと同じように、
学校や企業に所属している、
競技者たちに対して、
複雑な気持ちを持ってしまうんじゃないかな。

自分たちが、
勉強したり、仕事をしている時に、
競技選手たちは、
競技の練習や試合で、
その場にいない事が多い。

それでも、
同じように、
卒業出来たり、
お給料をもらえたりする。

でも、
見えないけれど、
自分たちと同じように、
競技に取り組んでいるんだということを、
思い出さないと、
つい、
ずるいなって気持ちを持ってしまうだろう。

国によっては、
お金を稼ぐために、
スポーツ選手を目指す子どもたちもいるそうです。

大谷さんのニュースを見て、
野球選手を目指す子どもが、
さらに増えるのだろうか。

人ぞれぞれ、
好きな事、
得意な事、
努力出来る事、
それが違う。

それぞれが、
経済的に生活が出来ると良いんだけど、
少数派だったり、
需要が少なかったりすると、
結果的に、あきらめなくてはいけなくなる。

せっかく、
すごい才能があるのに、
仕方なく、違う道に進む人たちもいるのかもしれない。

もったいないね。
才能は、
他の人にはまねできない、
持って生まれたモノなのに。

そんなことを、
ふと思った出来事でした。