ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

サラリーマン 会社を押し付けられそうになる

最近 起業する人が多い
という印象があるのだけれど、
実際はどうなんだろう。

私の場合、
父は地方公務員、
母は主婦だったし、
親戚にも、自営業の人がいなかったせいで、
会社を起こすというイメージが、
ほとんど無い。

だから、
自分自身も、
学生を卒業して、
当然、
どこかの企業に就職して、
ずっと、
いわゆる『サラリーマン』として過ごすつもりでいた。

実際、
サラリーマンとして、
今年で28年目に入った。

今どき、
何歳まで働くのかということが、
なかなか定まらないので、
自分自身が、
何歳まで働くのか、
いや、
何歳まで働けるのかは、
正直分からないけれど、
今のところ、
年金をもらえる年齢になって、
まだ働き口があれば。
おそらく働くことになるだろう。

それぐらい、
老後資金に対して、
国からの補助は当てに出来ないし、
稼がなくても大丈夫なほどの貯蓄も、
まだ作れていない。

さて、
いったい いくらあれば、
働かなくても大丈夫なのか。

もちろん、
自分が、
どれくらいお金を使うのか
ということにも掛かって来るだろうけど、
50歳を過ぎて、
そろそろしっかり考えないといけないな
と思ってはいる。

健康状態は、
今は働くのに支障は無いし、
身体の老朽化のスピードが、
今の感じならば、
あと20年は、
体力的には働けるかなと思ってる。

ただ、
30歳から50歳までの20年間と、
50歳から70歳までの20歳は、
きっと衰え方が違うだろうね。

いまのところ、
歳をとったから、
疲れやすいとか、
疲れが取れやすい、
ってことは無い。

よく言うじゃない。
「歳をとって、すぐ息があがるようになった」
とか
「寝ても疲れがとれない」
とか、
そういう感じは、
今のところは無い。

鈍感なのか、
体力が有り余ってるのか、
30歳の頃と比べても、
疲れ方は変わらないような気がする。

まあ、
気がするだけで、
実際は、体力は落ちているのだろうし、
疲れもたまりやすくなっているのだろう。

最近、
眠い眠いと思っているのも、
年齢のせいなのかもしれないが、
ただ、
働き始めた20代の頃も、
仕事で帰る時間が遅かったときは、
晩御飯を食べながら、
うとうとするなんてこともあったから、
それだけでは無いのかもしれない。

まあ、
私の目標は、
最後の日まで、
健康で、
元気で過ごしたいってことだから、
今のペースで、
出来るだけ、ゆっくり衰えてくれるとありがたいんだけどね。

で、
いつまで働くかって話。

というのも、
前社長が、
昨日、
「会社の株を譲って、
 ゆくゆくは、
 会社を、
 土地や建物も含めて譲りたい」
なんて言い出したから。

今、
社員が、
私を含めて3人なんだけど、
3等分するにしても、
譲り受けるとなれば、
まあまあ、
めんどくさい事になりそう。

しかも、
譲る時の贈与税っていうのかな、
そういうのも発生するでしょ。

ただで譲ったとしても、
そのものに価値があれば、
適正な税額みたいなのが、
計算されて、
それが課されるはず。

その贈与税は、
「負担してほしい」
ってことらしい。

さらに、
「会社を廃業したり、
場所を移ったりする時は、
社屋や社屋内の備品類の処分費も払って、
更地にして欲しい」
とも言われている。

いやあ、
それって、
ただで譲ってくれたというより、
要らなくなった会社の処分を、
押し付けられている気がするのは、
私だけだろうか。

さらに、
現社長は、
「出来れば65歳、
 無理でも70歳になったら、
 会社を離れたい。
 だから、
 後のことは、あなたに任せたい」
なんてことを言ってくる。

いやいやいや、
お給料をもらっている身で、
こんなことを言ってはいけないのかもしてないけど、
私、
会社なんて要りません。

起業とか、
自営とか、
そういう事に興味ないですし、
事業の一部分で働くというのと、
すべてを抱えて経営するというのは、
まったく違う働き方ですから。

そうなったときに、
もう一人の社員さんも辞めてしまって、
本当に私一人になってしまったら。
考えただけで恐ろしい。

前社長は、
「譲り受ける価値がある会社」
と言うけれど、
私一人になって、
事業として成り立たなくなってしまったら、
ただの廃材に変わるわけで、
正直、
土地ならまだしも、
築50年近い工場と、
事業を限られる部品や備品を、
お金を出して買い取ってくれる人が、
果たしているのか。

もしも見つからなかったら、
すべてはゴミに変わって、
今度は、
処分するために、
お金を払わなくてはいけなくなる。

その時に、
会社に、それを支払うお金の余裕が有れば良いけど、
もしも無かったら、
私が自腹を切らなければいけないのか。

しかも、
そんな思いをして、
更地にした土地は、
前社長が、
「私に返して欲しい」
って言ってるし。

どう考えても、
私にメリットは無い気がする。

こんな時、
皆はどうするのか。
ギリギリまでお給料をもらって、
逃げるしか無いよね。

雇われ人として、
お世話になったご恩はありますが、
そこまでする義理も無いのではと思うし、
そもそも、
そこまでする財力がございません。

会社の処分費に使うくらいだったら、
とっとと逃げ出して、
自分の老後資金にあてますんで。

と、
心の中で決心した訳です。

まあ、
前社長は、
創業者なんで、
口ではそんなこと言ってても、
なかなか手放せないとは思うけどね。