ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

お金と引き換えにするには大きすぎる代償

大谷選手の通訳をしている人が、
7億円近いお金を、
勝手に使い込んで、解雇になったというニュースが、
連日 報道されている。

まず、
大谷選手と、
私の資産の桁が違い過ぎるので、
その額に、まず驚くけれど、
自分のお金を、
他人が勝手に使える状態ということにも、
驚いてしまうよね。

でも、
世界でも、
最高峰の世界で、
野球をしている選手だと、
野球のこと以外を、
いろんな人に任せているものなのかもしれないね。

それにしても、
よく分からないのが、
『通訳』という役割の人が、
お金の管理にも関わるのかということ。

通訳というと、
よく、
政治家や有名人の横について、
対話相手の言葉を、
その人に分かるように伝える仕事
ってイメージだけど、
ただ、
英語を日本語にするってだけでは、
ダメなんだよね。

言葉には、
専門用語というのがあって、
仕事上だと、
そういう専門用語を理解していないと、
違う言語に変換する時に、
意味が違った形で伝わってしまうことがある。

だから、
通訳をする人には、
専門用語や文化などの知識が必要だと、
どこかで聞いた気がする。

だから、
メジャーリーグの通訳の場合は、
野球のルールや、
選手の生活などについて知っておかないといけないし、
球団との交渉などの場合は、
契約書の内容についても、
理解できないといけないんだろう。

ネットで公開されていた記事によると、
メジャーリーグの通訳の一日は、
選手とほぼ同じスケジュールらしい。
朝は選手と共に朝食を取り、
午前中はウォームアップやトレーニングに参加。
昼食後は試合の準備に移り、選手のサポート。
練習時はブルペンでの指示伝達やマウンドでのコーチとのコミュニケーションサポート、
常にそばにいて、様々な役割をこなさないといけないそう。

常に一緒にいるので、
家族に近い感じになるからか、
実際、
大谷選手と、通訳の水原さんは、
野球以外の時間でも、
親しくしていたと言われている。

だからこそ、
お金に関しても、
任せていたんだと思う。

お金を使いこんでしまった理由は、
賭け事だと言われているけれど、
いったい、
どの段階で、
使いこもうと思ってしまったんだろうね。

『窃盗』というより、
『横領』という言葉が、
私にはぴったり来る感じなんだけど、
お金の管理を任されてしまうと、
段々、
自分の裁量で、
お金の使い方を決めることが出来るようになるでしょ。

そういう期間が長くなると、
段々と、
自分の自由にしても良いんじゃないか、
少しぐらい使ったって、
気づかないんじゃないか
っていう気持ちが湧いてしまうのかもしれない。

実際のところは分からないけれど、
もしかすると、
最初のうちは、
金額も小さかったかもしれないし、
気づかないくらいの使い込みだったのかもしれない。

悪い行動って、
最初にばれずに上手くいってしまうと、
歯止めが利かなくなってしまうのかもしれない。

もしかすると、
最初のうちは、
使い込んでも、
こっそり返したりしていたのかもしれない。

でも、
賭け事って、
お金を使う行為だもんね。
賭け事で、
お金を増やすなんてことは、
通常は出来ないのだから、
使い込んだお金を返すことなんて、
どんどん出来なくなっていたんだろう。

私は、
賭け事って、
まったく興味が無いので、
そういう事にお金を使おうという気持ちにもなったことが無い。

パチンコも、
何度か遊んで事があるけれど、
どんどんお金が減っていくのが、
どうしようもなく嫌だったなあ。
宝くじなんかも、
わざわざ買おうって気持ちにならないなあ。

おそらく、
私は、賭け事で気持ちが満たされない思考なんだろう。

同じお金を浪費するなら、
食べ物に使うかなあ。

まあ、
考え方によっては、
高いお金を出して、
ケーキや総菜を買う行為だって、
無駄遣いと言えなくはないだろうけど、
たとえ、
無駄遣いと言われても、
おいしいものを、
お腹いっぱい食べられれば、
多少の浪費も、
心が痛まないから不思議だよね。

それにしても、
お金のせいで、
今まで築いてきた、
いろんな信用を、
一瞬で無くしてしまって、
今後、大変だろうなと、
他人事ながら思う。

当然、
メジャーリーグで通訳として働くことは出来なくなるだろうし、
今後、
どうやって生活をしていくんだろう。

使い込んだお金の額は大きいけれど、
それ以上に、
大きなものを失ってしまったんじゃないかなあ。

お金は大事だけど、
それと引き換えにするには、
大きすぎる代償だなあ。

やっぱり、
身の丈に合った、
誠実な生活をしておくに限りますね。