7月初めだと言うのに、
連日 ３０度を越える暑さです。
私の職場では、
エアコンは事務所と作業室には付いているんですが、
工場と倉庫には付いていない。
そして、
１日のほとんどの作業は、
工場で行なわれているので、
事務所は、
窓を開けて、換気をしているだけで、
ほとんどの時間、
人がいないので、
エアコンは付けていないんです。
で、
その事務所に、
たまに前社長がやって来るんですが、
来ると、
自分の机の上に付いている
壁掛けの扇風機の風量を『強』にする。
その強風を受けながら、
しばらく机に座って、
することが無くなると、
帰っていく。
そんな日が、
ここしばらく続いていたんです。
前社長が社長だった頃は、
社長がやって来ると、
すぐに
「エアコンを付けろ」
と言っていたもんですが、
社長業を退いたから、遠慮しているのか、
扇風機の強風で過ごしていたんです。
しかし、
今日、現社長に
「どうしてエアコン付けないの？
付けていいんだよ。
売り上げが下がっているからって、
そんなの我慢しなくて良いんだよ」
って言ってきたんです。
そう言われて、
現社長は、
「暑いですか？
ほとんど事務所にいないので、
気づきませんでした。
暑かったら、付けてください」
って言ったんです。
すると、
前社長は、
「いや。
私が付けたいんじゃなくて、
暑い工場で作業をしてるから、
事務所は涼しい方が良いんじゃないかと
思っただけだよ。
戻った時、涼しいと気持ち良いでしょ」
って言ってたけど、
帰って来た時って、
事務所に戻るのは、
作業時間が終わった時だから、
早くても夕方５時半だけど。
さらに、
残業すれば、もっと遅い時間じゃないと、
皆 事務所に戻らないから、
それまでは、無人なんだけどな。
ってことは、
帰って来た時、
涼しい気持ちを味わうために、
８時間以上、無人の部屋を冷やすって事だよね。
それは、
なかなか贅沢な電気の使い方だなあ。
私なんかは、
ちょっともったいないって気持ちがしちゃうけど。
本当なら、
長い時間を過ごす工場に、
エアコンが付いてれば良かったんだけど、
今のところ、
付ける予算が無いので、
工場は、扇風機がフル稼働で頑張ってくれてます。
工場と言っても、
屋根と壁に囲まれているので、
日の当たる屋外よりは、
ずいぶんましなんだと思うし、
火の気を使わないので、
外気温以上にあがることも無いかな。
ただ、
熱中症は怖いので、
気温の把握と、水分補給は欠かせないですね。
そんなこんなで、
前社長の一言で、
今日は、
朝から夕方まで、
無人の事務所は、
気温２６度に冷やされていました。
快適だったからか、
前社長も、
何度かやって来ていたみたいです。
今年の電気代、
どうやら上がるみたいですよね。
ガソリンも上がるし、
エネルギー費は、
家計も社計も圧迫してきそうですね。
熱中症による死亡率が高いのは、
建設現場らしいです。
たしかに、
建設中の建物って、
日差しを避ける屋根が無かったり、
冷房設備を使うための電気が使えなかったり、
どう考えても暑そう。
とはいっても、
夏に仕事をしないってわけにもいかないし。
テレビで、
カメラ型デバイスに顔をかざすだけで
熱中症の発症リスクを客観的に検出できる
「熱中症リスク判定AI」を紹介してた。
こんなところでもAIが活躍するんだなあ。
すごいな、AIって。
