ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

大人げなく、意地悪をしてしまった

久しぶりに連絡があったお客さん。
何年ぶりだったんだろう。
4~5年ぶりだったのかなあ。

知的で、
上品で、
可愛らしくて、
とても素敵な方なのですが、

が、
私は初対面の時から、
どうも、
この方が苦手だった。

誤解しないでいただきたい。
嫌いではなく、
苦手なのだ。

こういう風に言うと、
たいていの人は、
私が、
相手の事を妬んで、
嫌っているって思うだろう。

何度も言うけれど、
嫌いではない。
苦手なんだなあ。

お客さんだから、
あからさまにはしないけれど、
出来れば、
あまり関わりたくない。

こういう風に言うけれど、
別に、
嫌がらせをされたとか、
そういう事も、
一切無い。

しいて言うなら、
お嬢様タイプの方なんだよね。

天真爛漫に、
何の悪気も無く、
お願い事を、
他人に出来る人なんです。

私、
天真爛漫で、
周りの人に、
あれやこれやとお願い事が出来る人が、
どうやら苦手みたいなんだよね。

この方も、
今朝、
電話が掛かって来て、
「○○が欲しいんです。
 でも、どんな種類だったか
 分からなくて。
 用意しといてもらえますか。
 前に交換してから数年経ってしまったので、
 すぐに交換しないといけないでしょ。
 今日中に欲しいので、
 夕方ごろには、取りに行きますから」
と言ってきた。

まず、
「○○が欲しい」
と言いながら、
「種類は分からない」
ときた。
要するに、
「あなたが調べてね」
って事なんだろう。

次に、
「用意しといて」
って、
種類も分からないのに、
どうして、用意出来るって確信してるんだ。

さらに、
「数年経ってしまったので」
って、
それは、
あなたの事情であって、
こちらの非では無いのですよ。
でも、
「すぐに交換しないといけないでしょ」
と、
同意を求められてしまう。

そして、
とどめは、
「夕方には取りに行く」

完全に相手の都合とペースで、
話はどんどん進んでいく。
さらに、
この
『夕方』と言う言葉、
人によって、
指す時間が違うよね。

おやつの時間が過ぎれば、もう夕方
って人もいれば、
日が暮れたら夕方
って人もいるでしょ。

いったい、
何時ごろに来るのかが、
はっきりしない。

あんまり遅くなっても困るので、
「申し訳ございません。
 夜7時を過ぎるようなら、
 連絡くださいますか」
と言ったら、
「そんな遅い時間にはならないですから」
との返事。

そして、
日も暮れ始めて、
夕方になったけれど、
4時になっても、
5時になっても、
6時になっても、
来る気配が無い。

で、
6時10分ごろ、
「これから出ますんで、
 少し遅くなりますので」
と電話が掛かって来た。

結局、
やって来たのは、
6時半過ぎ。

もともと苦手って言うのもあるうえに、
「遅くならない」
って言いながら、
そこそこ遅めの時間になっていることも
合わさって、
私の意地悪心に火が付いてしまった。

昼間は空けてある、
事務所横のシャッターを閉めちゃいました。

もちろん、
事務所の入り口の扉は開けておきましたよ。

でも、
なんかね、
業務時間は終わってるんだぞ
って、
知らしめたくなってしまった。

それを、
社長に、
「客が来るって分かってるのに、
 シャッター閉めっちゃったのか?」
って言われたけど、
なんか、
せめてもの抵抗って感じだった。

まあ、
そうはいっても、
もちろん、
笑顔で応対しましたし、
そんなことは、
相手は何とも思ってないだろうと思う。

天真爛漫な
お嬢様気質の方は、
他人が、
自分に対して、
悪意を持つなんて、
きっと思っていないはず。

でも、
意地悪って、
やっぱり、
あんまり良い気持ちにはならない行為だよね。

ちょっと腹が立ったとか、
ちょっと面白くないとか、
そんな
自分勝手な感情で、
相手を困らせるような事をしても、
結局、
自己嫌悪として、
ブーメランみたいに、
嫌な気持ちが帰って来ちゃう。

相手への負の感情を、
まったく持たない
っていうのは、
ちょっと難しいけれど、
それを、
誰かにぶつけたりする前に、
さっさと気持ちを切り替えて、
忘れちゃった方が、
時間の節約にもなるし、
精神衛生上もよろしいはず。

今日の私は、
イケてなかったなあ。
反省して、
明日からは、
他人のことなど、
必要最低限以外は気にせず、
楽しい事だけ、
考えて過ごそう。

うん、
やっぱり、それが良いね。