ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

大雨が降るたびに、被災者が出てしまう悲しさ

新橋のビルで爆発が起きたらしい。
爆発の前に、
店の中がガスのにおいがするなあって思った
って証言があるらしいけど、
たしか、
プロパンガスって、
本来は無臭なんじゃなかったかな。
ガス漏れの時に分かるように、
臭いを付けてるんだよね。

だから、
私たちが
『ガス臭い』って思っている臭いは、
実は、ガスのにおいでは無くて、
いわば、
気づいてもらえるための、
目印ならぬ、鼻印のにおいなんだ

ただ、
今回は、
その鼻印が、
事故を防ぐことが出来なかったみたいで、
残念で仕方ない。

今回は、事故を防げなかったけれど、
人間の五感って、
危機管理能力の最高峰だよね。
ただ、
安全な生活の中で暮らしていると、
五感が麻痺するというか、
なんかおかしい気がするけど、
きっと大丈夫みたいな、
油断が生まれてしまうんだろうな。

人間は、
他の動物に比べたら、
五感の感覚の鋭さは、
かなり低いレベルのような気がするけど、
それでも、
いつもと違う
とか
何かおかしい
って感じた時は、
そう感じた自分の感覚を信じてあげても良いのかもしれない。


一方で、
九州では、
線状降水帯が、
1日に2回も発生して、
大雨や、
それに伴う土砂災害も起きているみたいです。

また、
関東では、
ひょうが降ったり、
雷が鳴ったり、
荒れた天気で、
こちらも被害が出ないか心配ですね。

そんななか、
熱海で2年前に起きた土砂災害の
追悼式典が行われたそうです。
2年前、
この災害を知った時、
最初は、大雨による災害だと思っていたけど、
実は、
違法な盛り土工事による、
人災だったんですよね。

もちろん、
きっかけは大雨だったんだと思うけど、
規則通りの工事をしていたら、
あんなに大勢の人が被災することはなかったかもしれない。
28人も亡くなって、
多くの家が流されてしまった。

このニュースを見た時、
その前に起こった、
広島の土石流災害の事を思い出したものです。

この災害が起こった時は、
線状降水帯と言う言葉も、
今ほど当たり前に聞くことは無かったし、
大雨に対する警報や避難指示の発令も、
かなり遅かった。
実際、
広島の土石流は午前3時に発生したけれど、
避難が必要だと判断されたのが、
3時15分で、
避難指示が出たのは4時だったらしい。

つまり、
避難指示が出た時には、
もう、被災者が出てしまっていたということだ。

人が亡くなった災害を、
『教訓』などと呼んではいけないのかもしれないけど、
こういう悲しい被害が出るたびに、
繰り返さないようにと、
対策が改善されていく。

今では、
前日から、
線状降水帯や土砂災害、冠水に危険性が、
何度も何度も繰り返される。

防災は、
大げさなくらいでちょうど良いんだ。
ああすれば良かった、
こうすれば良かった、
そんな後悔をするくらいなら、
あれもこれもと準備しよう。

異常気象が通常になりつつある今、
何が起こっても不思議では無いのかもしれない。