あと1週間で11月も終わり。
いよいよ今年最終月、12月になりますね。
最近、
「年賀状の送付を控えます」
という連絡が、
取引先から何通か届いています。
そうだよね。
業務の連絡もメールで行なうことが多くなって、
さらに、
インボイス制度の開始とともに、
請求書なども電子データーでのやり取りが増えている。
通常業務の連絡がデジタル化しているのに、
年始の挨拶だけ、
紙媒体っていうのも、
不自然なのかもしれない。
届いた年賀状のほとんどが、
ゴミになることが分かっているのに、
環境に配慮しなくてはいけない時代に、
続ける事もおかしいといえば、おかしいよね。
でも、
実際、
年賀状を送ると言う作業は、
住所やあて名に間違いが無いかの確認作業に、
けっこう手間が掛かるんだよね。
私の会社の社長は、
「1枚数十円なんだから、
けちけちせずに、たくさん送れば良い」
なんて言うけど、
年賀状自体の費用より、
それを準備する時間給の事を分かっているのだろうか。
1件1件、
頂いた名刺や、注文書などを、
引っ張り出してきて、
住所や会社名、部署名、肩書、担当者名、
そんなのを確認していかなくてはいけない。
私の会社なら、
多くても200枚ってところだけど、
大きな会社だと、
数千~数万枚とかになったりするんだろう。
それは、
ちょっと考えちゃうよね。
大手の会社がどんどん廃止していけば、
それをきっかけに、
そのうち、
企業からの年賀状と言うのは、
無くなってしまうかもしれないな。
私自身も、
会社で出す年賀状に関しては、
廃止というのもアリかなとは思う。
ただ、
うちは、小さい会社だし、
しばらくは廃止はしないだろうな。
で、
私自身の個人的な年賀状の話。
去年も、
今まで通り、年賀状は送ってはいるんだけど、
だんだん、届く年賀状は減ってきている。
まあ、
引きこもり気味で、
年賀状を送ってはいても、
それ以外の交流をしていない人も多いから、
当然の結果ではあるんだけど、
なんか、
それでも、
こちらから送るのを止めてしまうのには、
抵抗があるんだよね。
なんていうのかな。
「交流は無いけれど、
お互い元気でいましょうね」
みたいな気持ちで出しているんだよな。
送っている相手の中には、
宛先不明で帰ってくる人もいて、
「ああ、引っ越したのかあ」
と、
知らされなかったことに、
少しだけがっかりしたりもするけど、
それが、交流をしていない結果なんだろうね。
でも、
毎年、
相手に無事に届いているだけで、
ああ、元気でいてくれてるんだな、
って、勝手に思ってる。
だから、
年賀状は、今年も送ろうと思ってる。
少しずつ、
届かない相手が増えていくかもしれないけど、
それでも、
相手に届くうちは、
送るつもり。
交流出来ないけど、
それでも、
お知り合いになれたことへの、
感謝の気持ちって感じかな。