見当たらなかったカッターナイフが見つかりました。
というのも、
1月１２日までに提出しないといけない書類があって、
それを準備していた時に、
その書類が郵送されてきたときのビニール袋を見て、
これ、カッターナイフで開けたんじゃないか
って思ったんです。
ということは、
と、
その書類を置いていたソファーを見たら、
ありましたよ、カッターが。
やれやれ。
使った時、
そのままほったらかしにしてたんだな。
あれほど、
使ったらすぐ、
元の場所に戻せ
と、
自分自身に言い聞かせているはずなのに、
この始末。
そうなんですよね。
そこそこ体積がある物体が、
消えて無くなるはずが無い。
無くなったのではなく、
無くしているんです。
失敗って、
たいていは、
不注意から起きてるんですよね。
念入りに準備して、
なんどもなんども確認して、
それでも失敗した
っていうのは、
それは、
失敗と言うより、
もともと、無理だったからなんだと思う。
失敗と言えば、
何か問題が起きた時に、
すぐに、
他人の責任にする人っていませんか。
もちろん、
明らかに、
誰かに原因があると、
分かっていることもあるけれど、
まだ、
それが、はっきりと分かっていない段階なのに、
「○○さんが、□□したからだ」
と、
すぐ、声に出すことが出来る人って、
私とは、
少し考え方が違うなと思います。
こんな事を思ったのは、
職場での社長の一言でした。
会社で社長が使っているプリンターが、
紙詰まりを起こしたんです。
でも、
プリンターの内部を見ても、
紙のらしきものが見当たらない。
でも、
紙詰まりのエラーが表示される。
調べてみたら、
印紙ローラーのところに、
ゼムクリップが入っていたらしいのです。
すると、
社長は、
「あなた（私の事です）のせいで、
（プリンターがすぐ使えずに）
時間を大きくロスした。」
って言って来たんです。
こういう風に、
私の責任だと、
責めてくることは、しょっちゅうなので、
最近は、気にせず
「申し訳ありません」
と答えるようにしています。
こういう時、
言い返したり、言い訳を言ったりすると、
余計に、
ひどい言葉を吐かれるので、
自己防衛の手段なのです。
でも、
この日は、
謝っても、
何度も何度も言って来て、
仕事の手を止めに来るので、
「私がプリンターの中に
ゼムクリップを入れるところを見たんですか？
私の責任だって言う根拠は何ですか？」
と言い返したんです。
社長しか使わないプリンターで、
ゼムクリップが入っていたという事は、
社長自身が入れてしまった可能性だって、
あるはずですよね。
それを
「私はゼムクリップを使わないから」
って理由で、
ゼムクリップを使っている私の責任にしているんです。
でも、
私が渡したゼムクリップの付いた書類のせいだったとしても、
それを、
プリンターの近くに置いていたのは、
社長自身ですよね。
その事はおいといて、
一方的に、
私を責め立てる社長の態度は、
私には、
ちょっと理解出来ませんでした。
以前、
ある動画で見たんですが、
「分かり合えない人もいる。
どうしても分かり合えなければ、
それ以上、関わららなくて良い」
そうです。
人間の寿命は有限です。
だから、人生だって有限なんです。
ともだち１００人作ろうと頑張っている間に、
大好きな人と過ごす時間が無くなってしまうなんて、
ちょっともったいないのかもしれない。
相手の言い分を聞いて、
それでも同意できない。
さらに、
相手は、こちらの言い分は聞く気が無い。
こういう関係の人とは、
少し長めの距離をとって、
付き合っていく方が、
お互いのためなのかもしれませんね。
世の中、
『おたがいさま』だと思えば、
よほどの事でない限り、
腹が立つことなんて無いんじゃないかな。
怒りの感情も、
時には必要だと思うけど、
でも、
喜びや愛おしさの感情の方が、
ずっと充実感があると思う。
そんなことを、
再確認できたと思えば、
この出来事も無駄では無いな。
