ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

正論は、相手の勇気を打ち砕くこともある

「あなたが、〇〇って言った」
そんな風に言われても、
そんなことを言った覚えが、全く無い。

さらに、
「あの時、〇〇って言ってたのって、
 どういう意味なの?」

そんな風に聞かれても、
その話じたいを覚えていないのに、
意味を説明しろと言われても、
説明の仕様がない。

相手が、
私が話したと言っているのだから、
私が、そういう事を話したんだと思うけれど、
ここまで覚えていないということは、
又聞きした話だったのかもしれない。

最近は、
分からないことを、
簡単にインターネットで調べられるから、
聞かれて、
調べて、その内容を話したのかもしれない。

こういう
調べたり、聞いたりしただけの内容って、
自分の知識や考えの様に、
脳に強く刻まれないのかしら。

その証拠に、
いったい、何を根拠に、
相手に、その話をしたのか、
まったく分からない。

別に、
自分をかばう訳ではないけれど、
きっと、
口から出まかせを言ったり、
とりあえず、
その場を取り繕うとして、
適当な事を言ったのではないはず。

私の性格や行動は、
私自身が一番知っているから。

ましてや、
だまそうと、
嘘の内容を話したりは、
ぜったいにしていないはず。

でも、
まったく覚えていない。

そのことも、
また事実。

そして、
まったく覚えていない私に対して、
相手は、
とにかく怒りをぶつけてくる。

「あなたが言ったんだよ。
 あなたが言ったから、他の人にも話したのに。
 無責任だね。
 あなたが言ったくせに、どうして覚えてないの?
 浅知恵を私に披露したって事?」

はあ~。
出た。

相変わらず、
この相手は、
言ってることは正論だけど、
選ぶ言葉が悪い。

まず、
私が話した内容を、
自分で確認もせずに、
他の人に話したのは、
相手の判断ですよね。
なのに、
「あなたが言ったから」
と、
その行動への責任を私に求めてくる。

さらに、
思い通りの返答が無いからと言って、
怒りの感情を、
『浅知恵』という言葉でぶつけてくる。

この相手、
何かあると、
「〇〇って、どういうこと?」
と、聞いてくる割に、
少しでも、
その回答に納得できないと、
途端に攻撃的な態度に出る。

『無責任』
『人の話をきちんと聞け』
『間違ってる』

そんな感じで、
なんだかんだと言ってくる。

そういう事が、
何度も繰り返られるので、
最近では、
質問されても、
とにかく
「わからない」
と答えるようになってしまった。

まあ、
分からないという答えをしたらしたで、
こちらが答えるまで、
何度も何度も、
しつこく聞いてくる。

なんなんだろうね、
この行動。

自分の疑問に、
答えを出してほしいと思いながら、
その答えが間違うことは、
けっして許さないって感じなのかしら。

はあ、
今までのやり取りを思い出すだけで、
ため息が出る。

とはいえ、
職場の上司なので、
無視したり、
関係を断つ、
という訳にもいかない。

この方、
とにかく、
失敗や間違いに対して、
厳しいんですよね。

この間も、
初めて使うシステムソフトに対して、
「いろんな人を巻き込むことになるから、
 ミスは絶対にしないで。
 確認さえすれば、
 ミスなんて起こるはずがない」
と言ってきた。

もちろん、
厳重な確認をすれば、
ミスは防げるとは思う。
でも、
まだ1度も経験したことない事に対して、
『絶対』なんて、
私は約束できない。

そのことを話したら、
「あなたがミスをするのは、
 確認が足りないだけ。
 確認不足を、もっと反省すべき」
と言い返された。

う~ん。
正論ですよ。
言ってることは、すごく正しい。
でも、
正しいことを、
必ずやり遂げる自信が、
私には持てない。

結局、
「ミスが許されないのなら、
 私は、このシステムソフトに関わることを辞退します」
とお答えしました。

もちろん、
そんなことを認めるわけもなく、
「仕事なのに、無責任な人間だ、。
 努力もせずに、逃げるなんて」
と、
結局は責められた。

でも、
今回のことで、
あの時、
新しいシステムスフとの件を、
断ってよかったと、改めて思った。

あるドラマのセリフのせいで、
失敗は
しないもの、
してはいけないもの
というイメージが付いてしまったのかもしれない。

ただ、
知って欲しい。

ミスしようとか、
失敗して、周りの人に迷惑を掛けよう
なんて思って、
行動している人なんていない。

気を付けよう、
頑張ろう、
そう思っているけれど、
それでも、
何かが足りなくて、
ミスや失敗をしてしまう。

それを、
なぜ、どうして
理解できない
努力が足りない
注意が足りない
確認が出来ていない
どう責任を取るんだ
謝罪しろ

そんな風に、
責め立てられながら、
それでも、
もう一度、立ち向かう力は、
どうすれば湧いてくるんでしょう。