ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

新人さんの突然の辞職とその背景について

数日前の話だけど、
年明けに出社すると、
すでに、新人さんが出社していた。

1番早く出社していたことが無かったので、
あれ?と思ったら、
挨拶よりも先に、
「社長はもうすぐ来ますか?」
って聞かれた。

いつもは1番に出社している社長は、
この日はまだ出社していなかったんですよね。

なぜか聞くと、
「親が倒れたので、
 今日、休ませて欲しいんです」
と言うので、
それだったら伝えておくから、
待たずに帰ってください
と言うと、
「いや、それを機に引っ越すことになったので、
 しばらく来れないんです」
と言うので、
社長が出社するのを待ってもらいました。

数分で社長が出社して、
話をした結果、
しばらく来れない=辞める
という話だったようです。

いやあ、
長い年末年始休暇だったから、
なんか気が抜けて、
来なかったりして、
なんて思ったりもしたけど、
まさか、
現実になるとは思わなかったなあ。

11月に入社した時に、
保険類の手続きをしたんだけど、
せっかく手続したのに、
数か月で、退職なんてことになったりして、
って言ってたんだけど、
まさか、
数か月で、
せっかくした手続きを、
もう一度することになるなんて。

でも、
理由が理由なので、
引き留めるわけにもいかないから、
社長も、即了承したようです。

私にも高齢の両親がいるから、
けっして他人事ではないですよね。

よく、
出産を機に、
仕事を辞めなくてはいけない
なんて話があるけれど、
今は、
それだけでなく、
介護を機に、
仕事を辞める人も多いのかもしれない。

以前、
介護をしていた前社長の奥さんに聞いたけど、
子育てと違って、
介護は終わりが見えないから、
その分、
しんどい気持ちが強いそうです。

子育ての場合、
大変だけど、
毎日毎日、
少しずつ、子どもは大きくなって、
出来ることも、少しずつ増えていく。

それとともに、
手も離れて行って、
自立していくことで、終了する。

でも、
介護は、真逆だ。
日々、出来ない事が増えていくだろうし、
手間も増えていくだろう。

しかも、
相手が大人だから、
身体も大きくて、
体力的な負担も大きい。

同じように、
病気や障害などを抱える子どもさんの場合は、
子育てだけではなく、
それらのケアも必要だ。

家族だから、
身内だから、
そういう言葉で、
たった一人で抱えている人もいるだろう。

仕事を辞めなくてはいけない場合、
自分の目指したモノや、
キャリアを諦めるつらさもあるし、
それとは別に、
経済的に厳しくなりますよね。

働かなければ、
収入を得ることが出来ないから。

気持ち、
体力、
時間、
お金、
そういうモノを、
どんどん奪われていく人たちが、
壊れてしまわないように、
そういう事に、
税金を使って欲しい。

震災支援もそうだけど、
大変な人のために使ってこそ、
税金の意味があるでしょ。

お金の問題で、
警察沙汰になっている議員さんたちには、
こんなこと、伝わらないのかもしれないな。

新人さんが辞めてしまったことは、
残念だし、
手続きもめんどくせーなんて、
ちょっぴり思ってはいるけれど、
それよりも、
少しでも負担の無い生活をして欲しいと思います。