ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

田舎vs都市:老後に選ぶべき場所は?

日本は地震が多い国だと言われているけれど、
起きるたびに、
恐ろしくなるのは変わりません。

関東で、震度4の地震があったそうです。
東日本大震災以降、
「この地震による津波の心配はありません」
という言葉が出ると、
少しホッとします。

元旦の地震で被災した地域でも、
電気や水道が復旧し、
国道の土砂が取り除かれ、
少しずつですが、
ライフラインが復旧していっているようで、
嬉しいですね。

でも、
もともと過疎化していた地域では、
家屋が倒壊し、
道路が割れ、
土砂が流れ込んだ場所を、
復興して、
住み続けるより、
移住する
という選択肢も出ているようです。

過疎化というのは、
能登だけでなく、
日本中のあちこちで起こっている問題ですよね。

我が家の周囲は、
いわゆる分譲住宅地で、
世帯主は、
皆、私の両親と同世代。

私の様に、
そのまま実家に住んでいる例は少なくて、
私と同世代の、
いわゆる子ども世代は、
皆、実家を出て、
別宅で暮らしています。

何軒かは、
持ち主が変わったり、
持ち主が変わったと同時に、
建て直したり、
と、
少しずつ、
住民の顔ぶれが変わりつつあります。

そんな風に、
人が変わっても、
住民が居続けていれば、
過疎化はしないだろうけど、
時には、
持ち主が居なくなるのと同時に、
空き家になってしまう
なんてこともあるだろう。

テレビで、
1軒だけぽつんと建っているお宅を訪ねる番組があるけれど、
そんな方たちの中にも、
以前は、
集落があったのが、
今は1軒だけが残ったという場合があるよね。

まあ、
映像を見る限り、
そういう場所は、
細い山道を登っていかなくては、
たどり着けない、
とてつもなく不便な場所が多いよね。

最近は、
定年退職を機に、
田舎に移住するとか、
リモートワークなどで、
場所を選ばずに働くことが出来る方たちが、
田舎の古民家に引っ越す、
なんてことがあるみたいだけど、
実際のところ、
どうなんだろう。

私は、
いわゆる田舎で、
生まれ育ったから、
田舎ならではの、
交通機関の便の少なさとか、
役所や病院が遠いなどの、
不便さは嫌だけどね。

東京なんかだと、
1~2分刻みで、
電車やバスがやって来るでしょ。

私の地元だと、
電車やバスは、
1~2時間に1本しか便が無いから、
乗り遅れたりしたら、
すべての予定がだめになる。
もう、
取り返しはつかないね。
さらに、
便が少ないもんだから、
乗り継ぎなんてものは、
ほとんど意味が無い。
乗り換える電車を、
30分以上待つなんてこともざらですからね。

だから、
田舎って、
車社会になってしまうんですよね。

だって、
車なら15分で着くのに、
便が少ない電車だと、
タイミングが悪いと、
乗り換えの待ち時間合わせて、
1時間以上かかることもあるんだよ。

不便というより、
速度の速い電車を利用する意味が無い。

最近、
高齢者が運転する乗用車の事故が、
問題になっていて、
高齢者の免許更新に実技が必要になったり、
運転免許の返納なども進んでいるけれど、
田舎で暮らすためには、
やはり、
車は必要なんだというのは、
田舎で暮らしているからこそ、
すごく分かる。

だから、
私は、
高齢者と呼ばれる年齢になったら、
運転免許を返納しようと思っているし、
車が無くても、
自力で、
必要な場所に行ける場所で暮らしたいと思っている。

田舎には田舎の良さがあるのは、
暮らしているからこそ、
もちろん分かる。

でも、
そういう良さの一面、
不便だという大変さもある。

それを踏まえて、
私は、
老後は、
地方都市の、
一番交通機関が便利な場所に暮らしたいと思ってる。

さすがに、
田舎育ちの私が、
首都圏ってわけにはいかないからね。