ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

会社から離れられない旧社長

商売繁盛 笹持って来い!
十日戎
私の会社では、
毎年、社長が笹を買って来ていたのですが、
今年は、
どうしようかと思っている間に、
終わってしまいました。

今年の商売は、どうなるのでしょうか。
社長が変わって、
それでも、
旧社長は、毎日顔を出し、
朝から晩まで、会社にいて、
なんだかんだと、仕事をしている。

お客さんからの電話やメールにも、
返事をして、
ありがたいとは思いつつ、
本当に、
新社長に任す気があるんだろうかと思ってしまう。

ちょっとびっくりしたのは、
三連休の間も、
1人で、会社にいて、
お客さんからの電話やメールに答えていたという事。

仕事の日なら、
仕事ぶりを教えるためとか、
皆が忙しそうだからとか、
そういう風にも取れるけど、
会社が休みの日までとなると、
これは、
ただ単に、
仕事が好き、
仕事が辞められない、
仕事をしていないといられない、
というだけの様な気がする。

性格なのか、
未練なのか、
なかなか任せてしまう事が出来ないみたい。

だから、
新社長が、
「こうしたい」と言っても、
なんだかんだと理由を付けて、
今までのやり方を押し付けてくる。

そして、
最近の口癖は、
「アドバイスをするとね」
なんだよね。

社長時代は、
「僕がサラリーマンの頃は」
と言うのが口癖だったなあ。

これって、
根っこは同じ気がするんだよね。

自分のやって来たことに、
絶対の自信があって、
それ以外のやり方を認めることが出来ない。

去年までは、
『社長だから』で通してきたことを、
今は、
『元社長からのアドバイス』という言葉で、
通そうとしている。

こういう受け止め方は間違っているかもしれないけど、
アドバイスと言うより、
ちょっとした自慢話だし、
自分の成功談を押し付けてくるようにも感じるし、
何回も続くと、
マウントを取りたがっているようにも思えてくる。

いつまで、
この状態が続くのか。
会社を退くと言っても、
身体は元気だし、
時間も有るし、
なかなか離れることが出来ないみたい。

逆に、
仕事以外に、したいことがいっぱいあれば、
思い切って離れられるんだろうけど。

私自身も、
趣味と呼べるものは、
そんなに無いし、
仕事が出来なくなった時、
時間を持て余す様なことになるんだろうか・


う~ん。
ならないだろうな。
私は、
もともと人と関わることが嫌いだし、苦手だから、
親しい人や好きな人以外の人に関わるような場所に、
必要も無いのに、
行くとは思えない。

今は、
生きていくために、
収入が必要だから、
勤めているけれど、
年老いて、
それが難しくなったら、
とっとと、自分の住処に引きこもるだろう。

それはそれで、
外部との接触が無くなって、
危険なのかもしれないけどね。

とにかく、
旧社長の行動は、
私には、ちょっと不可思議で、
共感することは出来そうにない。

でも、
後進に道を譲るということは、
自分の居場所を譲ると言う事なんだと思う。

さびしいんだろうけど、
私たちが追い出したわけではなく、
決めたのは自分なんだから。

早く覚悟を決めないとね。