ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

初めての『100カメ』

今夜は皆既月食でした。
少しずつ、
欠けていく月の様子を、
職場から少しの間だけど見ることが出来た。

空で輝く星って、
ほとんどが小さい点だけど、
その中で、
月は、
ダントツの大きさと存在感だよね。

太陽と違って、
直視しても、
目がくらむようなことも無いから、
『お月見』なんて楽しみ方も出来るのも良いよね。

さらに、
見る時によって、
まん丸な満月から、
線の様に細い三日月まで、
姿が変わるから、
毎日見ていても飽きない。

しかも、
今日みたいに、
月食なんて日は、
どんどん月の形が変わって、
すごく面白いよね。

あちこちで、
たくさんの人が、
月食を見ていたそうで、
ニュースでも、
動画サイトでも、
その様子が取り上げられていた。

それを見て、
ああ、
こういう事ばかりが、
ニュースで報道されるようになれば良いのになあ
って思ったなあ。

そんなニュースの後で、
『100カメ』という番組を、
偶然見た。

今日の放送は、
青森のねぶた祭
ある1組のねぶたに関わる場所に、
100台のカメラを設置して、
その様子を伝えるドキュメント番組。

NHKって、
こういうドキュメント番組が、
すごく多いのかなあ。

最近、
あんまりテレビを見ないんだけど、
たまに見るのがNHKで、
ドキュメント番組を放送していることが多いから、
そういう印象が強い。

青森のねぶた祭りは、
コロナの影響で、
ずっとお休みしていて、
今年は3年ぶりに開催されたと言うことで、
他の番組でも、
取り上げているのをみたことがある。

以前見たのは、
日本テレビ
『沸騰ワード10』と言う番組で、
青森に取り憑かれた王林の真夏の弾丸旅と言う企画だった。

そこで、
女性のねぶた師の北村麻子さんのねぶたを紹介していた。

この方、
ねぶたで何度も賞を取っている、
すごい方で、
今日の番組でも、
大賞の有力候補として、
名前が紹介されていた。

で、
100カメで密着していたのは、
青森青年会議所の立田龍宝さんのねぶた。

ねぶた師になって10年。
今まで賞を受賞したことが無い。
今年こそという思いを、
本人だけではなく、
関係者みんなが、
信じて応援している様子が流れる。

私は、
ねぶた祭りを実際に見たことが無くて、
大規模なお祭りだと言う事は知っていたけれど、
1つのねぶたに、
こんなに大勢の人が関わっているのだと言う事も、
この番組で初めて知った。

しかも、
ねぶた師と言う職業は、
スポンサーが付いて、
ねぶたづくりを依頼されなければ、
無職になってしまうんだと言う事も、
知らなかった。

賞を取ることは、
決して、見栄やプライドではなく、
ねぶた師を続けていくための、
自信の裏打ちみたいなものなんだなと思った。

プロと呼ばれる職業にとって、
スポンサー契約というのは
大きな収入源であると同時に、
活動するための資金でもあるんだ。

私みたいな正規雇用者は、
そこまで厳しい契約状況にはならないけれど、
それでも、
リストラや倒産のリスクはゼロではない。

さらに、
正規雇用者は、
会社の業績次第で、
給与が下がったり、
解雇されることだってある。

他人から対価をもらって働くと言う事は、
本当は、
すごく恵まれたことで、
それを手に入れるためには、
努力し続けなくてはいけないんだ。

仕事に対して、
あれやこれやと、
不平不満を、つい言いがちだけど、
権利ばかりを主張する前に、
それに見合う働きをしているのか、
少し反省しないといけないなと、
この番組を見て思った。

仕事を頼みたいと思われるような
仕事ぶりなら、
どこにいっても、
やっていける。

もう少しがんばらないとな
そういう気持ちになった番組でした。

来週は『謎解きイベント』だって。
忘れなければ、
また見よう。