今日は建国記念日。
日本書紀の記述に基づいた
日本建国を祝う日だそうです。
こういう事を知る時、
人間が文字が書けると言う事の
偉大さを知りますよね。
日本は、識字率が高いと思っていたんですが、
識字率は99%で、
世界で28位だそうです。
上位の国だと、
100%の国もあるそうだけど、
日本は100%では無いんだと言う事に、
正直驚きました。
そうなんだなあ。
私は、
幸せな事に、
義務教育を何も問題なく受けることが出来、
その後も、
両親の援助のもと、
大学まで通う事が出来ました。
学歴と知識率が比例しているかどうかは、
この際、おいといて、
文字の読み書きについては、
日常生活で困らない状態まで、
学ぶことが出来ています。
私にとって、
当たり前だと思っている、
文字の読み書き。
でも、
1%の日本人は出来ない。
この1%の理由は、
戦時中に、
義務教育を受けることが出来ずに、
子ども時代を過ごした人たちがいるから
だそうです。
他の国でも、
戦争や貧困のせいで、
教育を受けることが出来ない子どもたちがいる。
そして、
教育を受けられない子どもたちこそ、
「勉強したい」
「学校に行きたい」
と願っている。
大人になって、
本当に実感するけれど、
「何の意味があるんだ」
と思っていた、
学生時代の勉強。
それが、
こんなに大切だったんだという事実。
知識って、
すぐさま何かに利用出来るというものではないけれど、
生きて行くうえで、
何かの形で、
自分の役に立っているんだと、
この年齢になると、
ようやく分かるようになる。
難しい数学の公式や、
社会や理科の、
覚えるのに四苦八苦した、
いろんな名称。
難しい事は分からなくても、
活用なんてできなくても、
聞いたことがある
という程度でも、
関心を持つことが出来たり、
面白さを感じることくらいは出来るもんです。
この
興味を持って、
そして、
それを面白いと感じることが出来る。
これがね、
おばちゃんになると、
毎日の日々が、
楽しいかどうかの決め手になったりするんだよ。
学生時代、
テストで良い点を取るためとか、
受験に合格するため、
そんな理由でしか勉強してなかったけど、
あの時、
面白いと感じることが出来ていたら、
受験勉強すら楽しかったかもしれないな。
事実、
今、資格試験の為に勉強することがあるけど、
知らなかったことを知ることが出来るだけで、
けっこう楽しいもんです。
話はそれたけど、
そういう知識を得るために、
文字を読めるということは、
すごく強力な武器だと思う。
そして、
文字を書けるから、
知ったことを、
記録に残すことも出来る。
過去に記録してくれた人たちのおかげで、
今、
多くのことを知ることが出来る。
カッコ良く言えば、
文字のおかげで、
時代を越えて、
知識や出来事を共有できる。
すごいよね。
読書が唯一と言ってもよい趣味の私にとって、
文字は無くてはならないモノですから。