ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

冷めた関係だからこそ、上手くいく我が家

9月最終日。
朝は涼しいからって、
油断していると、
昼間はやっぱり30度近くまで、
気温が上がって来る。

寒暖差が大きいと、
朝早く出発して、
昼間に外を歩く人は、
服装に困ってしまうよね。

今日は、
久しぶりに、
母の介護施設に面会に行って来ました。

先月、
コロナウイルスに感染した方がいて、
しばらく面会が中止になってたんですよね。

5類になったとは言っても、
病院や、
高齢者のいる介護施設では、
まだまだコロナウイルスは、
油断できない感染症であることは
変わりない様です。

いや、
コロナウイルスだけでなく、
感染症と言うのは、
病気に罹った人だけでは無く、
連鎖していく怖さがあるから、
どれもが
怖い病気なんだろう。

数年間、
コロナウイルスの感染予防のために、
皆が、
自粛したり、
感染予防のために、
手洗い、うがい、消毒、マスク
など、
一生懸命頑張って来た。

でも、
それから解放されて、
最近では、
人が集まる場所でも、
マスクをしていない人が増えてきている。

その反面、
感染症に対する免疫が低下して、
お子さんたちの間で、
感染がひろがりやすくなっていると言う話も聞く。

免疫と言うのも、
多少は無いといけないものなのかな。
難しいもんだね。

さて、
母の面会も、
数回目になって来て、
最近は、
「おやつが食べたい」
と言う、母のリクエストに応えて、
おやつを差し入れて、
あとは、二言三言、言葉を交わして
帰って来ると言う、
なんとも あっさりした面会に変わって来た。

数年間、
面会できず、
ようやく面会した時は、
母が涙ぐむくらい、
感動的だったけれど、
最近は、
母の方も、
あっさりとしてきた。

まあ、
それだけ、
身体も、心も、
元気になって、
施設での生活も、
それなりに楽しんでいると言う事だろう。

本人は、
お盆には家に帰る
と言ってたんだけど、
やはり、
そう簡単には、歩けるようにはならないようで、
まだ、
車いすでの生活が続いている。

もちろん、
車いすの状態で、
家に帰ることも出来なくは無いだろうけど、
結局、
何かあった時に、
一番大変なのは、
母自身だということを、
母も分かっているようで、
以前のように、
「帰りたい」
と口にしなくなった。


傍から見ると、
親を施設に入れて、
冷たい子どもだと思われるかもしれないけれど、
それでも、
私は、
自分で歩けるようになるまでは、
施設で過ごす方が、
お互いにとって良いと思っている。

もちろん、
母には、
自分の家で過ごせないという
不自由をさせなくてはいけないけれど、
それでも、
歩けない状態で、
一人ぼっちで家で過ごすことで感じる、
不安やストレスが大きくなれば、
きっと、
私たちに、その気持ちをぶつけてしまうだろう。

そんな事になったら、
いくら親子だと言っても、
関係はぎくしゃくしてしまうだろう。

お互いに残り少ない人生で、
そんな関係になりたくない。

これは、
私のわがままなんだと分かっているけれど、
それでも、
歩けるようになるまでは、
もう少しだけ、
母には、不自由を我慢してもらおうと思う。

歩けるようになれば、
きっと、
自分の家で、
また、楽しそうに過ごせるだろう。

一方 父の施設では、
まだ面会は出来ない状態だ。
父は、
家族に対して、
少し感情が薄い人だったうえに、
母とタイプが違うせいか、
なにかと喧嘩が絶えなかった。
家を離れて、
もしかすると、
穏やかに過ごせているのかもしれない。

面会が出来るようになったら、
たまに顔を合わせる程度の距離感が、
父との最良の関係なのかな
と思っている。

世の中では、
家族みんなが、
なにかと顔を合わせ、
仲良く過ごしている方が多いのだろうけど、
他人は他人、
自分は自分。

気にせず、
自分たちが、最良の状態で過ごせる
それでいいやと、
最近は思っている。

ちょっと冷めた感じだけど、
それも、また
我が家なのだ。