ダイハツで不正で行なわれていたことが、
あちこちで報道されていますね。
車は『走る凶器』だと、
最近、思い知ることが多いけれど、
凶器と言うのは、
乗る人の乗り方によるもので、
車自体は安全なモノだと、
皆が、
特に日本人は信じている。
信じていなければ、
道路で、
何十キロも出して走れないでしょ。
我が家でも、
以前、ダイハツのタントと言う車に
乗っていました。
車検であちこち直さないといけないところが出て、
乗り換えましたが、
こんな報道があると、
車の寿命では無く、
最初から不備があって、
それが、年数が経って、
車検で見つかったんじゃないか
なんて疑ってしまいます。
不正が発覚したことで、
全車が出荷停止になるという事ですが、
ダイハツだけでは無く、
トヨタやスバルの車も対象らしいので、
購入して、
納車待ちだったお客さんは、
予定が立たず、困っている事だろう。
いや、
それよりも、
今、不正が行われていた車種の車に乗っている人は、
自分の車が大丈夫なのか、
判断出来ず、恐ろしい事だろう。
『病は気から』というけれど、
今まで、
信じて疑わなかったモノでも、
一つ、疑わしい事が見つかった途端、
信用出来なくなるものです。
車って、
発売した後に、
不良部品や、作動不良などが見つかって、
リコールが行われますよね。
私の会社の車も、
ずいぶん前からリコール対象になっているんですが、
交換部品の調達が遅れているという事で、
ずっとそのままになっています。
交換が必要だという事が分かっているのに、
部品が無いから、
そのまま乗っているというのも、
考えたら、恐ろしい話です。
今後、
すでに販売している車に対して、
どうやって対応していくのか、
大手の自動車メーカーだし、
不正が行われていた期間が長いから、
すべてを自社で点検するなんて事も、
現実的に無理だろう。
それに、
問題があると言われても、
金銭的な補助でもしてもらわなければ、
乗り換えるなんて事も、
簡単には出来ない。
でも、
いつ、問題が起きるか分からない。
メーカー自体が、
安全基準の検査で不正をしました
って、
はっきり言っている車が、
街中を走っているという状況は、
考えると、恐怖だよね。
業種や内容は違うけれど、
最近、
企業の不正ってニュース、
しょっちゅう聞く気がする。
必要だから存在している、
基準や検査で、
ごまかさなければいけない理由って、
何なんだろう。
金銭的なこととか、
ノルマとか、
締め切りとか、
不正をした側にも、
言い分があるのだろう。
でも、
大っぴらに出来ないって事は、
やっぱりやってはいけないよね。
ビッグモーターの時もそうだけど、
ダイハツやトヨタなどの関連企業で働いている人たち、
この先、
どうなっていくのか。
年末年始も間近で、
サラリーマンとして、
不安なまま、
過ごさなければいけないなんて、
本当にお気の毒だ。
ただ、
１つのメーカーで不正が発覚すると、
芋づる式って言うのかな、
次々と、他のメーカーでも見つかることがあるから、
他メーカーの車も安心はできないなあ。
不正は、
『正しくない』ってことだから、
子どもでも分かる、
いけないことだよ。
