ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

エンディングノートで、自分の今を再確認


もしものときのエンディングノート [ 江崎正行 ]

以前から気になっていた終活。

断捨離というほどではないけれど、
最近、
少しずつですが、
身の回りの不要なモノを整理しているのも、
もしもの時に、
後始末で、
家族に掛ける負担を、
少しでも減らしておきたい
というのが、
1番の理由。

テレビなどで見ただけなので、
しっかり分かっているわけではないけれど、
人が亡くなった後、
その人の所有物を処分するのって、
とても大変そうだ。

以前、
女優さんと、
その娘さんがテレビに出ていた時、
娘さんが、
「何が残さなくてはいけないモノなのか?
 それを、きちんと伝えておいて欲しい。」
と話していた。

そうだよなあ。
本人にとっては、
価値あるモノだったとしても、
その価値が、
すべての人に分かるとは限らない。

この女優さんの場合、
家財の中には、
代々、受け継いでいるモノもあるんだろう。
でも、
それを、
娘さんに伝えておかないと、
残しておかなければいけないモノと、
必要無ければ処分しても良いモノなのか、
それが分からないよね。

まあ、
私の場合は、
そんな子孫に残さなくてはいけないようなモノは、
何一つないので、
私が亡くなれば、
すべて処分してもらって構わない。

本当に残念なことだけど、
お金に換えられるようなモノは、
何一つ持ってない。

まあ、
今の時代、
何が起こるか分からないからね。

金目の物を、
所有するのも、
なかなか勇気がいるよね。

こんなことを考えてたら、
私の家って、
もしも泥棒に入られたとしても、
盗まれるモノ、
あるのかしら
って思えて、
ちょっと、クスって笑えた。

う~ん。
そうだなあ。

もしも、
私が空き巣犯だったとして、
我が家に入ったとしたら、
さて、
何を盗っていこう。

金目のものって、
電化製品しかない。

テレビは、
持ち出すの、ちょっと大変だよね。
我が家のは、
小さめだけど、
それでも抱えて持ち出さないといけないかな。

それだったら、
DVDデッキの方が小さくて良さそう。
でも、
型式古いなあ。
売れるかしら。

冷蔵庫は小さいうえに型遅れだし。
洗濯機も同じ。

ノートパソコンは、
まあ、
使えるけど、
そんなにスペック高くない。

やれやれ、
自分で考えても、
危険を犯して、
盗んでいこうと思うモノ無かった。

うん。
我が家には、
よほどの泥棒じゃなきゃ、
盗みには入らないな。

これって、
喜んで良いのか、
いささか疑問だけど。

そんな、
泥棒には入られなさそうな我が家ですが、
それでも、
家財を処分するとなれば、
手間とお金が必要。
それを考えると、
残す量も考えてしまうよね。

年齢があがるにつれて、
必要最低限のモノだけでも、
暮らしていけるようになって来た。

もちろん、
それ以上に、
生活に彩りを加えてくれるようなものも、
あったらいいなとは思う。

思うけれど、
彩りは、
自分の元に置いておかないっていう、
選択肢もアリかなとも思う。

きれいなモノなら、
出掛けて行って、
眺めるだけでも良い。

自分で所有しなくたって、
構わない。

逆に、
所有すれば、
そういうきれいなモノを、
管理したり、
維持しなかればいけない。

それは、
傍から思うより、
とても大変なんだと思う。

ペットを飼っていたり、
植物を育てていたり、
美術品や骨とう品を所有していたり、
そういう人たちは、
それらに手間やお金、時間を、
たっぷりと注いでいるのだろう。

それが、
楽しいのであれば良いけれど、
私だと、
そのうち、
義務に感じてしまいそうだ。

それなら、
一歩離れて、
遠くから眺めている方が、
私には合っているのかもしれない。

エンディングノート
せっかく買ったので、
自分の今を、
書いてみよう。