10月31日はハロウィン。
ハロウィンって、
最初の頃は、
オレンジ色の大きなカボチャを、
くり抜いてランタンを作って、
仮装した子どもたちが、
あちこちの家を訪ねて、
お菓子をもらう
そんなイベントだった、
様な気がする。
正直、
日本で流行るのかね
って思っていたけど、
気づいたら、
大人が、
仮装、
いや、
コスプレなのかな、
とにかく、
非日常の装いをして、
繁華街で大騒ぎするイベント
に変わってて、
その頃から、
当たり前の様に、
毎年、
ハロウィンって言葉を聞くようになった。
いやあ、
日本人と言うのは、
イベントに関しては、
多様性があるというか、
受け入れる力が強いよね。
神道を信仰していなくても、
神社に初詣に行くし、
キリスト教では無くても、
クリスマスを楽しむ。
数少ないけれど、
私が参列した葬儀は、
全て、
お坊さんがお経を唱える、
仏教式だった。
一方で、
これまた
数少ないけれど、
私が参列した結婚式は、
神父さんに愛を誓う教会式だった。
祖母や叔父は、
浄土真宗の檀家らしいのだけれど、
両親は、
菩提寺が無いようで、
私自身も
とくに信仰している宗派は無い。
ただ、
菩提寺が無いと、
家族が亡くなった時、
葬儀をどうするかで悩む。
菩提寺が無くても、
お願いすれば、
お坊さんに来てもらう事は出来るし、
戒名をつけてもらったり、
お経を読んでもらうことも出来る。
ただ、
最近は、
無宗教で葬儀が行われることもあるらしい。
身内だけの葬儀なら、
宗教者がいなくても、
故人を偲べれば、
充分なのかもしれない。
私は、
葬式は行わなくても良いかなと思っていて、
お墓は、樹木葬が良いかなと思っている。
死ぬ時期が、
もっともっと、
近く感じるようになったら、
気は変わるかもしれないな。
世界中では、
信仰している宗教の違いで、
戦争が起こり、
傷つけあったりするけれど、
日本では、
私のように、
宗教に関心が無い人が多いおかげで、
宗教が原因で争いごとが起こることは少ない。
いろんなイベントを受け入れるように、
いろんな人も受け入れられる国になれば良いよね。
人の数だけ、
信じる者も、
心の拠り所も違うのだから、
他人は他人、
自分は自分、
『無関心』というのも、
時と場合によっては良いのかもしれないな。