令和元年に、
『老後2000万円問題』
というのがあったけれど、
それから6年経った今では、
『老後4000万円問題』と、
倍額が必要になってしまっていた。
老後の生活費が毎月5万円不足した場合には、
30年間で約2,000万円の取り崩しが必要だという試算で、
2000万円問題が起きたんだけど、
これは、
あくまでも、
平均の収支なので、
人によっては、
もっと少ない額で生活できる場合もあれば、
もっと不足額が大きくなる場合もあるだろう。
で、
それが、
どうして、
たった5年余りで、
倍額になってしまったのか。
それは、
最近、
皆を悩ませている、
物価の上昇が影響しているらしい。
2023年度の消費者物価指数は、
2022年度と比べて平均で3.0%の上昇が見られました。
だから、
「老後4,000万円」の数字は、
毎年、物価が3.5%上昇し続けた場合を考慮した試算によるものらしい。
実際、
ここ数年は、
物価が上昇し続けているのは事実だから、
物価は上がり続けるという、
厳しい条件で試算した方が、
老後は安心だってことなんだろうなあ。
それにしても、
リタイアして、
年金生活に入った時点で、
4000万円の資産を持っている人って、
どのくらいいるんだろうか。
私自身、
何歳まで働くことが出来るか分からないけれど、
仮に、
70歳まで働けたとして、
あと20年。
4000万円の資産を築くためには、
年間平均200万円。
でも、
年齢とともに、
稼ぐことが出来る金額は、
減っていくだろうから、
実際は、
前半の10年で貯めてしまわないと無理だろうなあ。
ってことは、
年間平均400万円。
え?
月平均34万円かあ。
無理じゃね。
なんか、
子どものような反応しちゃうくらい、
ハードルが高い目標額だよなあ。
さて、
この高すぎる目標額を達成するためには、
まずは、
家計の見直ししないといけないなあ。
で、
見直したら、
今度は無駄を無くしていかないといけないなあ。
でも、
これが難しいんだよなあ。
ここだけの話、
無駄遣いって、
すごく楽しいんだよなあ。
もちろん、
私自身は、
無駄遣いだとは思ってないんだけど、
私は、
おいしそうなものを見かけると、
買わずに帰ることが出来ない。
贅沢だとか、
無駄遣いとか、
後から思うこともあるけれど、
おいしいものを、
お腹いっぱい食べられるのも、
健康で、
元気だからこそだからね。
でも、
健康な老後を迎えた時に、
お金で苦労しないためにも、
少しずつ、
お金を残していかないとね。
とほほ。